数十年と言われていますがはっきりしたことは分かりません。

品質や保管方法によってはかなり早く経年劣化が進みます。

CD-RやDVD-Rなど記録型メディアの寿命は再生専用メディアより短く、
数年で消えてしまったという事例も報告されています。

CDが登場した1980年代前半には
「寿命100年」と宣伝され、
原理的にほぼ経年劣化しないメディアと考えられていました。

しかし、ディスクを構成する樹脂に細かな隙間があると、
そこから空気が侵入して記録面のアルミニウムが酸化してしまい、
記録が損なわれることが明らかになりました。

こうした経年劣化によって
10年足らずで再生できなくなってしまったCDが実在するようです。

DVDについては接着剤や樹脂の改良により、
より空気や湿気が侵入しにくい構造になっています。

しかし、粗悪な安物メディアでは接着剤がはがれてしまったりして
やはり数年でダメになってしまったものがあるそうです。

CD-RやDVD-Rなどの記録型メディアについては、
記録面の構造が再生専用メディアと違うため、
寿命が短いと考えられています。

記録型メディアは色素の化学変化を利用して記録を行なっていますが、
色素は熱や光に弱いため、
温度変化の激しい場所や直射日光の当たる場所に置いておくと
すぐに劣化して使えなくなります。

夏の暑い部屋で盤面を日光に晒して保存すると
数ヶ月と持たないと言われています。

CDやDVDは、湿気が少なく暗く涼しい場所で保管するようにしましょう。