フレームウォーに巻き込まれないように注意しましょう。

お:
フレームウォーについては、別の章で説明したわよね? で、これが起こりやすいのは、一に掲示板、二にチャットなんだけど…

べ:
…メールでは起こりにくいの?

お:
起こらないわけじゃないけど、掲示板やチャットがきっかけになる方が多いわね。
ほら、メールって基本的に一対一のやり取りだから。不特定多数が相手の掲示板なんかの方が、ケンカになりやすいみたい。だから、メールでもMLは割とフレームウォーが勃発しやすいんだけどねー。

べ:
フレームウォーかぁ…でもさ、感情的なケンカっていうことなら、こっちが感情的にならなかったらそれでいいんじゃないの?

お:
それは自分が感情的にならないのはもちろんだけど、それだけじゃなくて『相手を感情的にさせない気遣い』っていうのも注意するべきだって、おねーさんは思うの。
病気の治療は大切だけど、予防接種だって大切でしょ?

べ:
…おねーさん、珍しくマトモなこと言ってるね。

お:
…べるたん、ケンカを売りたいんだったら、即時落札価格で買ってあげてもいいんだけど。

べ:
…サア、おねーさん! その予防方法ってなんなのかなッ!? 楽しみだねッ!(棒読みっぽく)

お:
……。
えーと…とりあえず相手を不愉快にしないよう口調に気をつけること。タメ口とか偉そうな口調はもちろん嫌われるけど、けっこう見落としがちなのが慇懃無礼な口調ね。『失礼ですが、あなたはもう少し勉強されてから話すようにお勧めしますね。ご自分が恥をさらしていることに気づいていないのですか?』とか、そういうやつ。これって、言ってる本人は『自分は礼儀正しく話してる』って思い込んでたりするから厄介なんだけど。

べ:
あー。いるよねー、そういう人。自称ベテランに多いような気がするけどさ。

お:
あと、自称理論派とかも厄介ね。知らないうちにこうなってることも多いから、気をつけないといけないんだけど。
…それから、細かい失敗をいちいち指摘しないっていうのもあるわね。『他人に優しく、自分に厳しく』はネチケットに限らず、基本的な気遣いだと思うんだけど、割と難しいのよねー、これが。

べ:
でも、ミスを指摘するのも大切なことじゃないの?

お:
大きなミスなら、ね。最近は、パソコンや回線の性能が上がったせいで、昔は重要だったネチケット(メールのサイズ制限とか)の重要性が下がってるから…ちょっとくらいのミスなら、見逃してあげてもいいんじゃない?

べ:
んー、どっちがいいんだろ?

お:
まあ、これも難しいところだけど…あんまりうるさいと、相手もいい気分はしないでしょうし。
それから、ミスの指摘を晒しものにしないっていうことも、考えておいた方がいいかもね。例えば、掲示板に『ここが間違ってます。注意してください』って書くんじゃなくて、メールでそっと教えてあげるとか…あ、もちろん、注意するときの口調には気をつけないといけないけど。

べ:
他に大切なことってある?

お:
んー…あ、そうそう。他人の嗜好に文句をつけないのも重要かもね。他の人の言ってることに反論したくなる、っていうこともあると思うけど、そこで一歩抑えてみるとケンカって起こりにくいもの。
…まあ、黙ってばっかりだとストレスも溜まるでしょうし、程度問題だけど。

べ:
でも、そういう討論が面白いんだ、っていう人もいるよね。

お:
ええ。だから、これはその掲示板やチャットの雰囲気に合わせて、としか言えないわね。
…でも、好き嫌いの議論はケンカになりやすいから、あんまりしない方がいいと思うんだけどねー。