メールの添付ファイルは確認するまで開くべきではありません。

お:
べるたん、ウイルスの侵入経路で一番多いのって何か知ってる?

べ:
さあ…インターネットからのダウンロードとか?

お:
んー、それも少なくはないんだけどね。
正解は、『メールの添付ファイル』。ウイルス自体、メールを使って増殖するタイプが多いからねー。はっきり調べたわけじゃないけど、ウイルスの過半数がこの方方で感染してるんじゃないかしら。

べ:
メールに付いてくるウイルスって、そんなに多いの?

お:
そうよ。有名なI LOVE YOUウイルスなんて何百万っていうコンピュータに被害が出たけど、そのほとんどはメールで感染したんだもの。実際には、その何倍もの…何千万通ものウイルスメールがインターネット上を流れてたはずよ。

べ:
うわ…想像するだけで怖い状況だね…

お:
そんなのに感染したくはないでしょ?
だから気をつけないといけないのは、まずメールの添付ファイルは不用意に開かないこと。中にはHTMLメールを利用して広がるウイルスもあるから、HTMLメールも読まないようにしておいた方がいいでしょうね。知らない相手から送られてきた添付ファイルをすぐ削除するのはもちろんだけど、知ってる相手からの添付ファイルでも、アンチウイルスソフトでチェックしてから開く習慣をつけた方がいいわ。

べ:
アンチウイルスソフト…って?

お:
コンピュータウイルスが入ってないか、チェックするためのソフトのことよ。ワクチンソフト、って言われることもあるけど。

べ:
ふーん。
けど、なんで知り合いからのメールまで警戒しなくちゃいけないのさ。ボクはウイルス送ってくるような友達を持った覚えはないよ。

お:
んー…その気持ちは分かるんだけど、信用できる相手かどうかっていうことと、ウイルスを送ってくるかどうかっていうこととは別問題なの。
ていうのも、ウイルスの中には、感染したコンピュータを使って自分のコピーをメールでばら撒くタイプがけっこうあって…つまり、べるたんの友達のコンピュータがウイルスに感染したら、その人自身も知らないうちにウイルス付きのメールがべるたんに送られたりするわけ。そういうこともあるのよ、コンピュータウイルスって…

べ:
むー…だからってさ…

お:
まあ、ウイルスが勝手に送るメールって題名とか本文が不自然なことが多いから、あやしいって感じたら相手に確認をとるまで添付ファイルを開かない、っていう対処法もあるけど…相手が普通に送ったメールにウイルスを添付する、っていう場合もあるから、今一つ信用に欠けるしねー。
厳しいようだけど、チェックしてない添付ファイルは基本的に疑っておいた方が安全よ。誰から来たファイルだろうと、テキストファイルだろうと画像ファイルだろうと、例外じゃないからね。

べ:
え? でも、テキストファイル形式のウイルスなんてあるの?

お:
それはさすがにないけど、テキストファイル形式に見せかけたウイルスっていうのは実際にあるもの。
例えば『hogehoge.txt.exe』なんていう名前にしてると、メールソフトの設定によっては『hogehoge.txt』って見えて、テキストファイルと勘違いすることがあってね。それにワードやエクセルのマクロ機能を利用したウイルスもあるから、ファイルの形式だけで判断するのは危ないわよ。

べ:
じゃあ、どうしようもないわけ?

お:
アンチウイルスソフトを使わずに添付ファイルが安全かどうか確認するのは、ほとんど無理でしょうね。だからあやしいと思った添付ファイルは即削除しなさい。これは、ウイルス対策の大前提よ。

べ:
はーい…