Webページを見るだけで、ウイルスに感染する可能性も…

お:
べるたん、JavaとかActiveXとかって知ってる?

べ:
…唐突だね、おねーさん。
えっと、たしか、Webページからプログラムを動かしたりするための技術だよね? 映像を流したりとかできる、っていうやつでさ。

お:
あら、よく知ってたじゃない。
んー、じゃあ、それを利用したウイルスもある、っていうのは知ってる?

べ:
え!? そんなのあるの?

お:
基本的に感染力がないから、ウイルスっていう呼び方に反対してる人もいるんだけど…ウイルスと似たような効果を持ったJavaアプレットやActiveXコントロールっていうのは、実際にあるのよ。
で、このタイプのウイルスは、電子メールなんかで広がるこれまでのウイルスより、考えようによってはずっと危険なんだけどね。

べ:
…っていうと?

お:
いい?
JavaやActiveXっていうのは、Webページを見るときに実行されるものでしょ? つまり、JavaやActiveXを利用したウイルスはWebページを見ただけで感染する可能性があるってわけ。
Webページの内容を、見る前に知っておく方法なんてないし(まあ、手間を覚悟すれば、全然ないわけじゃないんだけど)このタイプのウイルスには、自衛手段がほとんどないわけね。

べ:
うわ…そんな危ないの、どう対処しろって言うのさ!?

お:
んー、まず一番重要なのは、変なWebページには行かないこと。
特に、掲示板とかメールで『儲かる情報です!』とか『ここだけの特ダネ!』とか言って伝えてきたURLにJavaウイルスがあった、っていう話が多いから、そういうのには要注意ね。
それから、念の為にブラウザの設定でJavaとActiveXをオフにしておくっていうのも効果的よ。

べ:
他には?

お:
あとは、感染したかも、と思ったらすぐにアンチウイルスソフトを使うっていうくらいかしらね。
それから…Javaウイルスが致命的な結果になることは滅多にないんだけど、ActiveXはけっこう危ないから…うん、ブラウザの設定も、Javaはまだしも、ActiveXは『オフにする』か『ダウンロードの前に確認をとる』にしておいた方がいいかもね。

べ:
あ、なんだ。Javaは安全なの?

お:
安全…っていうわけでもないんだけど。
ただ、Javaウイルスは『入力を受け付けなくする』とか『大量のウインドウを開いてマシンに負担をかける』とかいうくらいの効果がほとんどだから…再起動すれば消えるし、感染したパソコンから二次感染することもないし。
他のウイルスに比べれば効果が低い、っていうのは否定できないかもね。

べ:
え? ホントに二次感染しないの?

お:
今のところ、二次感染するJavaウイルスやActiveXウイルスって、おねーさんの知る限り見つかってないの。
…だから、ウイルスって言うよりは『罠』って言った方が近いかも。罠のあるWebページをうっかり見ると、変なことが起こるわけね。

べ:
…じゃあ、変なページに行かなければいい、っていうこと?

お:
つまんない結論だけど、そういうこと。大手ページがハッキングされて罠を仕掛けられる…っていう可能性は、0じゃないけどすごく低いしね。
普通のサイトから普通にリンクを辿ってる分には、そうそう出会うものじゃないのよ、こういうウイルスって。