ネームサーバ

ネームサーバやDNSサーバと呼ばれる機械は、
インターネットには欠かせないものの一つです。

これらは、インターネットを流れるデータが正しく目的のコンピュータにたどり着けるようにする、
いわば住所案内の役目を果たすコンピュータなのです。

というのも、インターネットではIPアドレスという番号でコンピュータを識別しています。

簡単に言えば住所に当たるものなのですが、
面倒なことにIPアドレスは「210.145.108.18」というように数字で表されています。

これはコンピュータにとっては分かりやすいのですが、
人間にとっては覚えにくく分かりにくい、なかなか面倒なものでしょう。

そこで代わりに使われるようになったのがドメイン名です。

例えば、このページがあるコンピュータは、
「ippo.ne.jp」というドメイン名を持っているわけです。

アルファベットなのはアメリカ生まれなので仕方ありませんが、
これで数字だけのIPアドレスよりは随分と分かりやすくなりました。

そして、このドメイン名とIPアドレスとの翻訳をしているのがネームサーバなのです。

例を挙げてみましょう。
「http://hogehoge.ne.jp/index.htm」というWebページを見ようとしたとします。

すると、あなたのパソコンは『データを届ける仕組みって?』で見たように、
「hogehoge.ne.jp」というコンピュータにWebページのデータを送ってくれるように頼みます。

ところが、パソコンの持っている地図にはIPアドレスの住所しか書いていません。

「hogehoge.ne.jp」というコンピュータがどこにあるのかは分からないのです。

そこで、パソコンはネームサーバに「hogehoge.ne.jpのIPアドレスは何ですか?」と質問します。
ネームサーバは(自分が知らなければ他のネームサーバに聞いて)それを調べて、
「hogehoge.ne.jpのIPアドレスは**.***.***.**です」とパソコンに教えてくれます。

パソコンはそれを元に地図を見て、hogehoge.ne.jpへと依頼を送るのです。

ネームサーバも普通はあまり目に触れませんが、
インターネットが正常に動くために重要な働きをしています。

もしネームサーバがなかったら、
インターネットを通るデータのほとんどが、正しく相手に届かずに消えてしまうことでしょう。